独学で中小企業診断士を取ってみるブログ

自分の記録として、でも誰かの役に立てるといいなぁ

平成29年度 2次試験 事例1 再現答案

時間が前後してしまいますが、2次試験の再現答案を載せます。どこか予備校の模範解答を並列すれば分かりやすいですが、なんか怒られるのも嫌なのでやめておきます。

勉強方法のところにも書きましたが、TACの解答は僕はあまりしっくり来ていません。AASとか大原が近いような気がします。

事例1 再現答案

第1問

要因は、①主力商品の認知度が高く、復活を望む声が多かったこと、②主力商品3種に絞って経営資源を投入したこと、③商品名を冠とした新会社名とし、市場への早期浸透を図ったこと、である。

まぁそれなりに書けたかな、という感じです。

第2問

特徴は、①重要な業務を正規社員が、責任の低い補助業務を非正規社員が担当し、責任と権限の一致をしたこと、②交代勤務等、非正規社員が働きやすい環境で継続しやすくし、有能な非正規社員を確保していること。

これは最後に回しました。予備校の解答では「自動化の進展」「直営店を持たない」などがあり、なるほどなと思いました。特に僕の①はなんのことやら、という感じです。

第3問

メリットは、①工場の拡張とHACCPの準拠により、銘菓といわれたかつての商品に匹敵する品質・食感と、潤沢な生産体制を確保したこと、②地元の企業を誘致対象とした工業団地であり、用地を安く確保できたため。

②はかなり想像が入っていますが、それなりな点数かと思います。

第4問

リスクは、①全国市場で戦うことのできる新商品がないこと、②現在の主力商品は全国における認知度がないこと、③首都圏への配送費用や首都圏店舗の賃料等費用が増加することにより、A社製品が浸透しない。

模範解答には、正社員が少ないことにより新商品の開発力がない点について言及しており、スマートだなと感じました。

第5問

組織的課題は、①創業メンバーが定年退職する中で、社長・専務がもつ営業力や培った生産技術を後進に承継すること、②新規採用や有能な非正規社員を正規転換して人材を確保し、OJTによる育成をして新商品開発を担わせること、③新商品を開発する部門を新設し、開発業務に専念をさせること、である。

最近の僕の仕事上の課題でもあるのですが、非正規社員のなかでも有能な人材をどれだけ会社に定着させることができるか?という視点があります。第2問あたりにもその雰囲気があります。これもそれなりに書けたかなと思います。

まとめ

第2問でこけた感じがありますが、合格点はかけたかなという感じです。