独学で中小企業診断士を取ってみるブログ

自分の記録として、でも誰かの役に立てるといいなぁ

平成29年度 2次試験 事例2 再現答案

副社長のコミュ力が光る事例2です。

事例2 再現答案

第1問

(a)強みは、①睡眠状況を聞きながら商品を進めるこだわりの接客スタイル、②シルバー世代の顧客台帳や現社長達の頭の中にある情報。

(b)若年層の大半が集まる大型スーパーが競合であり、特徴は高品質な商品が少ないこと、従業員がおらず十分な説明ができないこと。

これは無難に取れたと思います。

第2問

施策は、①データベースにある顧客の好みや販売履歴から、すでに購入した婦人服にあうハンドバッグを、副社長が厳選すること、②予約開催の旨を知らせる手紙に、上記した①の情報を盛り込んで送付し、重要顧客の来店へとつなげること。

書いていて楽しかった覚えがあります。

第3問

施策は、要介護となったシルバー世代に対し、日用品の訪問販売で愛顧を高め、同時に自宅の不便な点を抽出すること、さらにその情報を建築業者と共有し、B社の介護ベッドを盛り込んだ介護視点の改装を立案し、提案することである。

介護ベッドを盛り込むことがまずありき、そのためにどのようなアプローチをしたらいいか?ということを考えました。それが前半部になります。

第4問

メイン・ターゲットは30歳から40歳前後までの子育て世代である。施策は、①親と子の睡眠状況について話を聞きながら、快眠に繋がる大人用・ベビー用寝具を販売すること、②保育園のルールに準じたカバンを副社長のノベルティに加え、集客すること。

②はひねり出した感じですが、なかなかいい案かなと思います。

まとめ

事例4の部分で触れますが、事例4は結構大コケしています。よほどの調整がない限り合格は厳しい、と考えると事例1〜3でリカバリーしているはずです。事例2は結構いい得点になっていると思います。