平成29年度 2次試験 事例4 再現答案
解いた直後は、計算は全て解けた気でいました。事例4の得点で全体を引き上げてやる!!みたいな。(数値解答で赤字にしている部分は模範解答と同じで正解していると思われるところです。)
事例4 再現答案
第1問
(1)
①売上高売上総利益率 −−
②負債比率 −−
③棚卸資産回転率 −−
(2)販売数量が多く効率性が良いが、単価が低く収益性が悪い。借入金が多く安定性も悪い。
これはあまり悩みませんでした。模範解答を見たところ負債比率の値が違いました。どうも非支配株主持分を考慮する必要があるとか・・・でもそこまで大きな差にならないと思いました。ここを正確に処理するのは難しいのではないでしょうか。
第2問
(1)
3879、3341、538、273、265
(2)
△109
(3)
740、15
慎重に2回位みたのに、なんと一番最初の値しか正解していません。特に(1)はただの計算間違いです。模範解答との比較は合格発表のあとに行いましたが、つくづく発表前にやらなくて良かったと思いました。落ちたと凹んだでしょうから。
(2)は別解として僕の解答をあげているところもありました。これはそれぞれの変動費を半分にして計算したからですが、本来的な意味であれば間違いだそうです。質問要件が甘いので点数くれるかも、ということで別解扱いだそうです。
(3)も本来は簡単な計算でしたが、変動費を変動させるのを忘れる、という致命的なミスをしてこうなりました。しかし計算過程がない問題で、取らなければならないところを派手に間違えましたね・・・
第3問
(1)
△20、△6、△26、80、54
△210、54、58、58、58、58
(2)
回収期間 3.69年
正味現在価値 24.07年 採用する
ここもいっぱい勉強したはずですが、結局間違えました。後から落ち着いて見ればそこまで難解でもなかったはずですが、除却損の扱いでちょっと迷ってしまったのが敗因のひとつです。
(2)は(1)を間違えたらそのまま数値は合わないはずなので、当然のように間違えています。もしかしたら部分点をもらえているかもしれません。
第4問
(1)売上規模は小さいが、収益性が高い。
(2)子会社化を行うことにより収益性が向上する。
(3)染色事業と発電事業は業種に大きな差があることから、企業間の方針や報酬の違いがあり、事前の十分な調整が重要である。
まず(1)が何を聞いているか分かりませんでした。与えられている情報から、連結を単体に分解することは不可能に見えたからです。非支配株主持ち分か・・・
それでも(2)はもうちょっと書けたと思いますが、ちょっとパニックでしたね。(3)はなんとなく書けた気がします。
まとめ
まずあまり分からない第4問の配点が26点とかなり高くてヒキました。他のを全問正解しないと不安だ!と思って、かなり丁寧に解いたつもりがご覧の有様です。
トータルでは合格点となりましたが、事例2あたりでかなり引き上げている、と感じています。繰り返しになりますが、発表前に答えあわせをしなくて本当に良かった・・・