独学で中小企業診断士を取ってみるブログ

自分の記録として、でも誰かの役に立てるといいなぁ

平成29年度 2次試験 事例3 再現答案

1問あたりの文字数が多かったですね。

事例3 再現答案

第1問

課題は、①納期の遵守、②一定の品質を保証することである。対応策は、①機械加工班と製缶板金班で共同して朝礼や終礼を行い、作業進捗について情報共有をし、必要に応じて計画修正を行うこと、②完成品の最終検査について、設計担当者1名で行っているところを2名に増員し、盤石な検査体制とすること。

生産管理の強化はまず思いつきました。でもそれでは文字数が足りないので、QCDの観点からQを投入しました。模範解答では”生産管理の強化”を、生産管理・生産統制に分けてしっかり書いていました。その手があったか・・・(といっても生産統制は試験中頭になかったですが)

第2問

課題は、①多能工化、および②生産管理の強化である。対応策は、①各専任作業者が独自でもつ操作方法や技術方法を標準化し、他の作業者へ伝承すること、②生産管理担当者を配置し、社長・常務からの受注情報をもとに生産管理活動を行うこと。

僕が事例3で悩んでしまったのは、第1問、第2問ともに生産管理じゃないか、と考えたところです。実際に第3、4問を先に埋めてしまいました。模範解答では僕の①に加えてジョブローテションなどをして、多能工化をすすめるという感じでした。ちょっと僕のは無理がある・・・気がしますね。

第3問

ホームページの活用方法は、①SEO対策を行い、木工加工等のキーワードで検索した際、上位に表示されるようにする、②ホームページにCNC木工加工機の動作動画を掲載し、長所を分かりやすく伝えることである。社内対応策は、ホームページを見て連絡した顧客に対して、社長・専務のトップセールス力を活かした営業活動を行うこと。

まず動画は思いつきました。次に質問に対応する体制が必要だと考えました。それでも文字数が余るので考えた結果、ホームページのアクセスに立ち返りSEO対策を入れてみました。ナイス俺!とかその時は思いましたが、よくよく考えるとこれまでに無い製品を作っているので、SEOはあまり意味が無いかなぁ・・・とか。

第4問

製品についての方策は、①プログラムを作成容易なソフトを組み込むこと、②できるだけ多くの木工資材を加工可能にすることである。サービスについての方策は、①顧客の要望に応じてプログラムの作成提供を行うこと、②駆動部や刃物のメンテナンスをさらに容易にし、要請に応じて出張対応をすること。

これは与件にあった「これから・・・」みたいなところの裏返しをそのまま書きました。能がないですが時間が惜しいので、これでいいかなと割り切りました。

まとめ

第1、2問をうまく切り分けられなかったところが苦しいですが、第3、4問はそれなりに書けたので合格点は取れていると思いました。